2013年5月の記事一覧
初心者は振り切れる範囲で「重い」ゴルフクラブを選んで下さい。
「振り切れる範囲で重いアイアン、ドライバーを選ぶこと」
これが、初心者がクラブを選ぶ時に注意すべき
クラブの重量についてのポイントです。
「軽い方が疲れないし、速く振れる(ヘッドスピードが上がる)んじゃないの?」
って思うかも知れませんが、
初心者はなるべく重いクラブを選択してください。
重いクラブの方が慣性モーメントの力が働いて
スイングが安定するからです。
「じゃあ、重ければ重いほど良いんですか?」
と思うかも知れませんが、
重すぎると体が右に左に動いてしまい重心がブレブレになってしまいます。
だから、
振り切れる範囲で重いクラブ
がベストなんですね。
重量がしっかり考えられているアナライズのLynxSSアイアン画像▼
もっとも、初心者の人は
「振り切れる範囲ってよく分からない」
って人がほとんどだと思うので、
とりあえずは、
「少し重いなーと感じるクラブを選ぶ」
って覚えておいて下さい。
なぜなら、市販されているクラブの多くは初心者には軽すぎるからです。
有名なゴルフメーカーのターゲットは50代以上のベテランゴルファー
いわゆる有名なゴルフメーカーのターゲット(売りたい人)は
50代以上のベテランゴルファーに設定されているんですね。
50代以上のベテランゴルファーの場合、
体力が落ちているから軽いクラブの方が気持ち良くゴルフができるし、
スイングも安定しているので軽くても問題ない。
だから、メーカーは「売るために」軽いクラブをつくります。
結果として、初心者ゴルファー、
特に10代〜40代 からゴルフを始める初心者ゴルファーには
市販のゴルフクラブのほとんどが軽すぎるってことになってしまっているのです。
例えば、ドライバーの重量は少なくとも300グラム以上は欲しいのに、
「易しい」とされている多くのドライバーは290グラム未満がほとんどです。
クラブの重量についてのまとめ▼
■ 振り切れる範囲で重いクラブを選ぶ
■ ドライバーは300グラム以上
■ アイアンは5番アイアンで370〜400グラム
■ フェアウェイウッド(ユーティリティ)とドライバーの重量が逆転しないように(ドライバーの方が軽くなるように)
⇒初心者にオススメの14本のクラブセッティングの紹介記事はこちら
初心者はRシャフト(柔らかいシャフト)が正解!
初心者は、Rシャフト(柔らかいシャフト)が正解!
初心者用のゴルフクラブの選び方として、 まず言っておきたいのが、 シャフトの硬さです。
ドライバーからアイアンまで、
シャフトにはフレックス(硬さ)が S SR R などと設定されていますが、
初心者が選ぶべきは、Rシャフト
コンポジットテクノの名シャフト「インパクトシリーズ」画像↓
ショップ店員さんに話を聞くと、
「男はSシャフト」
なんて感じで、硬いSシャフトを選ぶ男性が多いみたいですが、
初心者は基本的にRシャフトを選んで下さい。
シャフトは、 「ちょっと頼りないなー」 と思うぐらいの硬さでOKなんです。
ちょっと極端ですが、イメージとしてはこんな感じ↓
Rシャフト(柔らかめのシャフト)を初心者が選ぶメリット▼
■ シャフトのしなりを感じやすいので「しなりの使い方」を覚えることができる
■ クラブが手首のコックを維持する状態を作ってくれる
■ アウトサイドインのカット打ちを矯正してくれる(スライス解消)
などなど、
柔らかいシャフトを使うことによって
スイングで大切な様々なポイントを自然に身につけることができるんですね。
初心者は、Rシャフト。
まずは、そう覚えておいて下さい。
マーク金井さんなども、
「スイングがしっかりしてくるまでは柔らかいシャフトを積極的に使って練習する。
これが飛距離アップ&ゴルフ上達の近道です」
と柔らかいシャフトを推奨しています。
Rシャフトを選ぶ=ゴルフ上達 そう言っても過言ではないので、
安心して「頼りない」シャフトを選んで下さいね。
※ここでは、便宜的に柔らかいシャフト=Rシャフトという言い方をしています。