初心者でも100が切れるゴルフクラブnavi

ゴルフクラブの選び方 の記事一覧

「ダフらないアイアン」を使えばゴルフは急激に上手くなる

<更新日時> 07月23日(火) 12:06

「(初心者は)ダウンブローに打つことを練習し、ダフリが出ても迷わずに練習を続けることです」

そう言って「ダフる」ことを推奨するのは、
久富章嗣(ひさとみあきつぐ)さんです。 

 「ダフらないアイアン」を使えばゴルフは急激に上手くなる

スイング軌道には、
・ダウンブロー
・レベルブロー
・アッパーブロー
の3種類があります。

初心者ゴルファーの多くは、
アッパーブローなんですね。

通称、「すくい打ち」というやつです。

プロは、レベルブローショットなんですが、
ダウンかアッパーかで言ったら、
ダウンブロー。

正確には、「ダフリに近いレベルブローショット」
がプロのスイング
であり、
私たちが目指すべきスイング軌道といえます。

しかし、前述したように多くの初心者のスイング軌道は、
アッパーブロー(すくい打ち)です。

「ボールを上げたい」という思いでスイング軌道がアッパーになるわけですが、
地面にあるボールを下から上にすくい上げることはできません。
上手くボールに当たればトップする。
ボールに当たらなければボールのはるか手前をダフってしまう。

アッパーブローこそ、初心者のミスの根源である、
と言ってしまっても大げさではないかもしれません。

そんなアッパーブローを修正するためには、
まずはアッパーブローの反対のダウンブローを身につけること。
それが必要なんですね。

このダウンブローを習得するためには、
ひたすらダフリ続けなくてはなりません。

しかし、アッパーブローでダフるのとは意味が違います。
初めからダフるつもりでスイングしているからです。
「ダフリながらボールをしっかり前に飛ばす」のがダウンブローです。

具体的には、ボールを上げる意識を捨てる。目線はボールの先方の地面に置く。

「(上げようとしなくても)クラブフェースがボールを上げてくれる」

という感覚をつかむまで、
ひたすらダフるんですね。

そうすると、
その次の段階としてレベルブローショットが見えてきます。 

ただ、上級者向けの普通のアイアンを使ってダフるとボールが全く飛びません。
1度ダフると「もうダフリたくない」と思って
無意識にスイングがアッパー軌道になってしまう。
それが普通です。

だからこそ、
ダフらないアイアン、ダフってもボールが飛んでくれるアイアン。
そんな初心者用のアイアンを使って練習する。

それが本当に重要なんです。 

初心者用のアイアンを選ぶ時は、
その点に注意して慎重に選んで下さいね。 

初心者にオススメのダフらないアイアンの紹介記事はこちら。

シャフトが柔らかいとボールは曲がる?

<更新日時> 03月09日(月) 22:44

私は、初心者には柔らかいシャフトをオススメしています。

その理由は、

初心者は、切り返しで上手くシャフトをしならせることができないからです。

ローリーマキロイの「切り返し」参考動画▼

「シャフトが柔らかいからボールが曲がる」

というのは、
シャフトのしなりと自分のスイングのテンポが合っていないため
インパクトがずれることによって起こる現象ですが、

初心者の場合、
単に「シャフトのしなりを理解していない 」だけで、

問題はシャフトのフレックスではなくて、
スイング自体にある場合がほとんど
なんですね。

だから、

「シャフトが柔らかいから曲がるんだよ」

なんてアドバイスに従って、
フレックスSなどの硬いシャフトに変えた場合、

曲がり幅は小さくなるかもしれませんが、
スイング自体はどんどん間違った方向に進んでいく・・・
そんな可能性が高いのです。 

柔らかいシャフト(=シャフトのしなり)を使いこなして
正しいスイングを覚えて下さいね。 

軽いドライバーを使えば飛距離は伸びるのか?

<更新日時> 03月09日(月) 21:50

「実はシャフト(クラブ)の重量をいくら軽くして、ヘッドスピードはほとんど変わりません」

ゴルフクラブコーディネーターの鹿又芳典さんは、
クラブ重量とヘッドスピードについてそう断言します。

これは、
ちょっと考えてみると簡単にイメージできます。

2つのクラブをイメージして下さい。

例えば、女性用の7番アイアン、
 軽いドライバーを使えば飛距離は伸びるのか?

軽めのカーボンシャフト装着の7番アイアンですね。

次に、男性用の7番アイアン。
 軽いドライバーを使えば飛距離は伸びるのか?

100グラム台のスチールシャフト装着の7番アイアンです。

両者でボールを打って、
どれだけ飛距離に差が出るか?

おそらくほとんど差は出ないと思います。

「女性用の7番アイアンを使ったら飛距離が2倍になった」

なんて話は聞いたことありませんよね?

つまり、

軽いクラブ≠飛ぶクラブ

なんです。

インパクトでボールに伝わるエネルギーは、
重さと速さの2乗に正比例するからです。

で、速さに影響するクラブのスペックは、「長さ」なんですね。

今回は、クラブの重量と飛距離についてでした。

⇒スライス矯正効果のあるおすすめドライバーの記事はこちら

クラブの力で「スライス」を矯正する

<更新日時> 05月16日(木) 19:20

「ヘッドスピードは人並なのに、ボールが右に右に曲がってしまい飛距離が出ない」

ゴルフ初心者の多くは、そんな「スライス回転の悪夢」に悩まされています。

青山薫さんのゴルフ打法新橋流スライス矯正編 動画▼

スライス回転がかかってしまう理由は様々ですが、

インパクトでフェースが開いている

それがスライス回転の最も基本的な理由ですね。

そして、インパクトでフェースが開いてしまう原因は、 
アウトサイドインのスイング軌道。

アウトサイドインのスイング軌道では、
フェースが返る方向にヘッドが回転していないため、
インパクト時にヘッドが当たり負けしてフェースが開いてしまうんです。 

「アウトサイドイン・・・何だか難しい話だな」

「とにかく、スイング軌道が原因ってことは、練習して直すしかないってことですよね」

はい。
まあ、それも1つの考え方なんですが、

クラブを替えることでスイング軌道を直すってことも可能です。

クラブがスイングをつくる

ってことですね。

具体的には、つぎの点に注意してクラブ、
特にドライバーを選んで下さい。

スライスしないゴルフクラブの選び方▼

■ 柔らかいシャフト(Rシャフト)

■ 重心距離が短いヘッド

という2点がポイントなんですが、
特に重要なのは柔らかいシャフトを選ぶってことです。

重心距離については、
確かに重心距離が短いクラブはフェースを返しやすいので、
捕まった球が打ちやすくなりますが、
スイング軌道を変えるって意味では柔らかいシャフトを選ぶことがより重要です。

「(スライス回転がひどすぎて)飛距離が出ないのが悔しい」

って思っている初心者ゴルファーの人は、
柔らかいシャフト(Rシャフト)を選んで下さい。 

初心者にオススメする14本のクラブセッティングの具体例

<更新日時> 02月04日(火) 09:58

「『14本の役割』を真剣に考えているかどうか」

それが上級者とアベレージの大きな違い。
そう断言するのはゴルフクラブコーディネーターの鹿又芳典さんです。

この点、アナライズのマーク金井さんや、
ゴルフ好きとして知られる所ジョージさんなどは
 「クラブを減らして、少ない本数でラウンドすることもOK」
というスタンスですね。

どちらの考え方も一理あるのですが、
とりあえず今回は、

「初心者が14本のクラブを選ぶとしたら?」 

について考えてみました。

森田理香子プロのクラブセッティング画像(ゴルフダイジェストオンラインより抜粋)▼

 初心者にオススメする14本のクラブセッティングの具体例

初心者にオススメのクラセッティング▼

■ ドライバー

■ 5W(5番 フェアウェイウッド)

■ 7W(7番 フェアウェイウッド)

■ 4U(4番 ユーティリティ)

■ 5U(5番 ユーティリティ)

■ 飛ぶ6〜9I(最近の飛び系6番〜9番アイアン)

■ 飛ぶPW(最近の飛び系ピッチングウェッジ)

■ PW(単品のピッチングウェッジ)

■ AW(単品のアプローチウェッジ)

■ SW(単品のサンドウェッジ)

以上

初心者でヘッドスピードが40m/秒前後なら、
上記のような14本のクラブセッティングがオススメです。

「5番アイアンが得意です」って人は、
5Uの代わりに5番アイアンでもOKですね。

LynxSSアイアン(ユーティリティ4番、5番)画像▼

 初心者にオススメする14本のクラブセッティングの具体例 

クラブセッティングを自分で考える場合のポイント▼

■ 飛距離の正しい階段作り

■ 状況別の使用クラブの明確化

■ 弱点のカバー用のクラブ

これらは、
前述の鹿又さんの受け売りですが、
どの場面でどのクラブを選ぶか?
って初心者にとっても超重要なんです。

「そんなこと考えても、考えた通りに打てないから意味がないですよ」

はい。
確かに、その通りですね。

「よし、5番ウッドで200ヤードだから・・・えいっ」

とボールを引っぱたいたつもりが、
思いっきりダフって芝しか飛んでいなかった・・・

なんて悲しい結果は私も100回以上経験済み。

それでも、
 クラブの役割を考えることをオススメするのは、
ゴルフが間違いなく上手くなるからなんです。

「ここはあんまり飛ばしたくないから9番アイアンだな・・・」

「こういう場面ならSWかな、いや飛ぶPWで転がすか・・・」

「スライスだけは嫌だから、捕まりやすい7番ウッドでいこう・・・」

などなど。

クラブの役割を考えてゴルフをしていくうちに、
10回に1回ぐらいだった「イメージ通りだ」って結果が
10回に3回ぐらいに増えていくんですね。

そのイメージと結果の一致の回数だけゴルフが上達する。
そう思って下さい。

というわけで、初心者で100切りに苦労しているって人。
まずは自宅でクラブのセッティング(各クラブの役割)を考えて下さいね。

⇒初心者用のウェッジの紹介記事はこちら


初心者は振り切れる範囲で「重い」ゴルフクラブを選んで下さい。

<更新日時> 09月17日(火) 20:27

「振り切れる範囲で重いアイアン、ドライバーを選ぶこと」

これが、初心者がクラブを選ぶ時に注意すべき
クラブの重量についてのポイントです。

「軽い方が疲れないし、速く振れる(ヘッドスピードが上がる)んじゃないの?」

って思うかも知れませんが、
初心者はなるべく重いクラブを選択してください。

重いクラブの方が慣性モーメントの力が働いて
スイングが安定するからです。

「じゃあ、重ければ重いほど良いんですか?」

と思うかも知れませんが、
重すぎると体が右に左に動いてしまい重心がブレブレになってしまいます。

だから、

振り切れる範囲で重いクラブ

がベストなんですね。

重量がしっかり考えられているアナライズのLynxSSアイアン画像▼

 初心者は振り切れる範囲で「重い」ゴルフクラブを選んで下さい。

もっとも、初心者の人は

「振り切れる範囲ってよく分からない」

って人がほとんどだと思うので、

とりあえずは、

「少し重いなーと感じるクラブを選ぶ」

って覚えておいて下さい。

なぜなら、市販されているクラブの多くは初心者には軽すぎるからです。

有名なゴルフメーカーのターゲットは50代以上のベテランゴルファー

いわゆる有名なゴルフメーカーのターゲット(売りたい人)は
50代以上のベテランゴルファーに設定されているんですね。

50代以上のベテランゴルファーの場合、
体力が落ちているから軽いクラブの方が気持ち良くゴルフができるし、
スイングも安定しているので軽くても問題ない。

だから、メーカーは「売るために」軽いクラブをつくります。

結果として、初心者ゴルファー、
特に10代〜40代 からゴルフを始める初心者ゴルファーには
市販のゴルフクラブのほとんどが軽すぎるってことになってしまっているのです。

例えば、ドライバーの重量は少なくとも300グラム以上は欲しいのに、
「易しい」とされている多くのドライバーは290グラム未満がほとんどです。 

クラブの重量についてのまとめ▼

 振り切れる範囲で重いクラブを選ぶ

■ ドライバーは300グラム以上

■ アイアンは5番アイアンで370〜400グラム

■ フェアウェイウッド(ユーティリティ)とドライバーの重量が逆転しないように(ドライバーの方が軽くなるように)

⇒初心者にオススメの14本のクラブセッティングの紹介記事はこちら


初心者はRシャフト(柔らかいシャフト)が正解!

<更新日時> 02月04日(火) 10:19

初心者は、Rシャフト(柔らかいシャフト)が正解!

初心者用のゴルフクラブの選び方として、 まず言っておきたいのが、 シャフトの硬さです。

ドライバーからアイアンまで、
シャフトにはフレックス(硬さ)が S SR R などと設定されていますが、

初心者が選ぶべきは、Rシャフト

コンポジットテクノの名シャフト「インパクトシリーズ」画像↓

 初心者はRシャフト(柔らかいシャフト)が正解!

ショップ店員さんに話を聞くと、

「男はSシャフト」

なんて感じで、硬いSシャフトを選ぶ男性が多いみたいですが、
初心者は基本的にRシャフトを選んで下さい。

シャフトは、 「ちょっと頼りないなー」 と思うぐらいの硬さでOKなんです。

ちょっと極端ですが、イメージとしてはこんな感じ↓

 初心者はRシャフト(柔らかいシャフト)が正解!

Rシャフト(柔らかめのシャフト)を初心者が選ぶメリット▼

■ シャフトのしなりを感じやすいので「しなりの使い方」を覚えることができる

■ クラブが手首のコックを維持する状態を作ってくれる

■ アウトサイドインのカット打ちを矯正してくれる(スライス解消)

などなど、
柔らかいシャフトを使うことによって
スイングで大切な様々なポイントを自然に身につけることができるんですね。

初心者は、Rシャフト。

まずは、そう覚えておいて下さい。

マーク金井さんなども、

「スイングがしっかりしてくるまでは柔らかいシャフトを積極的に使って練習する。
これが飛距離アップ&ゴルフ上達の近道です」

と柔らかいシャフトを推奨しています。

Rシャフトを選ぶ=ゴルフ上達 そう言っても過言ではないので、
安心して「頼りない」シャフトを選んで下さいね。

※ここでは、便宜的に柔らかいシャフト=Rシャフトという言い方をしています。

⇒「ダウンブローの打ち方」の紹介記事はこちら


1日10〜15回で「手打ち」の矯正可。筋トレにも。

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